Skip to content

Q & A

Q & A

よくあるご質問をまとめました

FDA関連  /  越境EC関連  /  関税・VAT関連  /  Amazon関連  /  貿易実務関連

関税・VAT関連

関税とは、自国の産業の保護や財政上の理由から、輸入貨物に対して課される税金のことです。
関税は商品代金に運賃と保険料を足した合計の価格に輸入国で決められた税率をかけて計算します。実際には個人向けの荷物や、申告価格が少額の場合には免税枠が設けられていて課税されないケースが多いようですが、この少額という考え方が国によって大きく異なるので注意が必要です。

EORIとは、Economic Operators’ Registration and Identification numberの略です。
EORI番号は、欧州にて物品を輸入する法人はどの法人も必要なものです。また、これは輸入用の番号で税務とは関係がありません。また定期的な申告は不要です。

購入者から、関税を安くするために、インボイス上の価格を低くしてほしいとか、品名を違う名前にしてほしいとかいわれることがありますが、感心しません。結局そういった過少申告や虚偽申告は、輸入者に対してペナルティという形で戻ってきますし、それがサイト自体の風評へとつながっていきます。あくまで実際に輸出した商品を、事実のまま申告することをお勧めいたします。

贈り物やクレームの際の再発送など、日本側で関税を支払いたいケースがどうしてもあります。しかし、日本郵便のサービスでは、相手国側でかかる税金の一時立替を行っていないため、こういったケースでは日本郵便は使えず、クーリエなどの他のサービスを使わざるを得ません。しかしながら、クーリエ各社は個人向けの荷物の受託をしないことが多いため、相手国でかかる税金を日本側で負担するのはなかなか難しいのが現状です。

VATとはValue Added Taxの略で、付加価値税などと訳されています。日本の消費税同様の間接税で、EU加盟国内でのサービスや物品の取引にはこのVATが発生します。 国によって名称や税率は異なり、フランスではTVA、オランダではBTW等と呼ばれています。

  • アジア 10~18%(中国 17%)
  • 欧州 15~27%
  • 中南米 10~18%
  • アフリカ 10~20%
  • オセアニア 10~15%
  • イギリス 20% (年間4回)
  • フランス 19.6% (年間12回)
  • ドイツ 19% (年間13回)
  • イタリア 21% (年間5回)
  • スペイン 21% (年間5回)
  1. 計算方法
    • 消費税 =(納税価格+実徴収関税額)÷(1-消費税率)× 消費税率
    • 増値税 =(納税価格+実徴収関税額+実徴収消費税額)× 増値税率
  2. 新税制での計算の仕方
    • 納税価格 1000元の化粧品の場合
    • 関税率 50%
    • 増値税率 17%
    • 消費税率 30%

a.関税 : 購入金額上限以下なのでフリー
b.消費税:(1000+0)÷(1-0.3)×0.3×70%=300
c.増値税:(1000+0+300)×0.17×70%=155
税金合計 455元