EXPO出展するならFDA対策もぜひ!

2025/6/27

食品施設の査察強化

食品の展示会の季節がやってきました。出店を予定されておられる事業者の皆様は、準備にお忙しいことと存じます。自社の商品のアピールや招待状の発送など、準備には万全を期しておられるとは存じますが、今日は海外、特に米国のバイヤーへのアピールという視点でお話ししたいと思います。

 

展示会に来場する米国のバイヤーにとって、お客様自身がFDA対応をされているかは、商談をするかどうかを決める重要なキーファクターです。米国で販売する輸入食品がFDAの規制に準拠しているかどうかの責任はバイヤーにあるからです。そのため、

  • 製造施設がFDAに登録されていること
  • 食品安全計画が作成されていること
  • FDAの定める禁止成分が使われていないこと
  • 食品ラベルがFDAのルールに従って英語化されていること

 

といった基本的なFDAのルールが整っているかを商談に際して必ず確認してきます。いくら御社の製品に興味を持ったとしても、FDA対策ができていないことがわかると残念ながら商談は進みません。

FDA認証は、米国へ転勤する際のパスポートであり、ワーキングビザの役割を果たす、大切な書類です。米国で御社の製品を流通させるためには、取得しておかなければならないものです。

 

展示会への出展を予定されている事業者様でFDA対策がまだお済みでないのであれば、FDA認証を事前に取得しておくことを検討しませんか。

施設登録だけなら3日で完了します。食品安全計画も1週間あればとりあえず完成させることは可能です。まずこの2つを準備し、余裕があれば製品ラベルの英語化まで行いましょう。

そしてFDA認証が取得済みであることがわかる資料を出展ブースの目立つ場所に掲示してバイヤーの目に留まるようにしておけば、きっとバイヤーは興味津々で御社の商品を手に取ってくれることでしょう。

 

私どもCBEC社は、米国展開を目指す日本の食品事業者様のFDA認証をサポートしている会社です。

FDAへの対策に不安があるようでしたら、まずはご相談ください。弊社では初回のみ、30分のオンラインでの無料相談を行っています。実際に米国に展開した製品をご準備の上、いろいろとお話をお聞かせください。

参考までに『初めての米国展開~米国バイヤーとの商談前に準備しておくこと~』(pdf形式、約270KB)を、7月11日(金)まで限定公開いたします。

 

皆様の展示会での商談のための参考になれば幸いです。

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CBEC中川 泰
FDAブログ
中川 泰

「はじめてのFDA」では初心者にも分かりやすいコラムを、「FDA News」では米国Registrar Corp.にて取り上げられたFDA関連のニュースをピックアップ・和訳しています。

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